日本国内のアンズの生産地は、長野県、青森県、広島県、福島県です。長野県で栽培されるアンズには生果が多く、加工向けは全体の4分の1です。青森県では大部分が加工用です。
当初の利用は薬用の杏仁生産が中心でしたが、現在では干しアンズ、シロップ漬け缶詰、ジャムなどの利用されています。
青森県では漬物であるしそ巻きアンズの利用が多くなっています。長野県では善光寺平(長野盆地)が栽培の中心となっており、特に更埴市森・倉科地区(現在の千曲市)は「あんずの里」として有名になっています。
アンズはあまり生食には向いていませんが、酸味と香りがあり加工製品としての品質は高いものです。加工品としては、ジャム、シロップ漬け、干しアンズ、ジュース、漬物、アンズ酒など多くの用途があります。
