全ての生物の細胞内には遺伝情報を伝えるDNAがありますが、DNA=遺伝子というわけではありません。
DNAは遺伝物質ではありますが、人間のDNAではその全てが遺伝情報を保有するものではないのです。遺伝子として働いているのはごく一部だけで、残りの部分は何の遺伝情報も持っていません。
人間のDNAの中で遺伝子として働くのは全体の2~3パーセント程度だけです。97~98パーセントは遺伝子として機能をしていないため、英語では「junk」=がらくたと呼ばれています。
一般的には細菌などの小さな生物ではこのジャンクの部分が少なく、進化した生物では反対に多くなる傾向があります。ジャンクがなぜあるのか、どういう機能をしているのかについてはまだほとんどわかっていません。
